人工授精の1回目がダメだったとわかったとき、
真っ先に浮かんだのはこの疑問でした。
「次もやる?」
「いつまで続ける?」
まだ始まったばかりなのに、
先のことが一気に不安になったのを覚えています。
この記事では、
人工授精1回目がうまくいかなかったあとに私が考えたこと、
そして「何回まで続けるか」についての今の答えをまとめます。
同じように悩んでいる人の、
少しでも参考になればうれしいです。
ここに至るまでの妊活の流れについては、別の記事でまとめています。
➡【体験談】2人目妊活でクリニック通院中|甲状腺・人工授精・子宮ポリープの記録
人工授精は何回まで続ける人が多いの?
人工授精について調べると、
一般的に「4〜6回がひとつの目安」と書かれていることが多いです。
ただし、この回数は
・年齢
・不妊の原因
・排卵誘発の有無
・病院の方針
などによって大きく変わります。
「◯回やれば必ず妊娠できる」という意味ではなく、
あくまでひとつの目安として使われている数字です。
私も人工授精を始める前に、
目安として「4〜6回くらい」と説明を受けました。
ただ、この時も
・何回目で妊娠するかは本当に人それぞれ
・年齢や体の状態、原因によっても違う
という説明でした。
数字はあくまで目安であって、
「◯回やれば必ず結果が出る」というものではない。
その現実が、1回目がダメだったあとに重くのしかかりました。
1回目がダメだったあとに感じた正直な気持ち
「期待しないようにしよう」と思っていたはずなのに、
結果を聞いたときは、やっぱり落ち込みました。
今振り返ると、
それは「期待」というより、
「お願い」に近い気持ちだった気がします。
「人工授精のステップでできてほしい」
そう願っている自分が、確かにいました。
目安の回数を続けてもダメだったら、次は体外受精。
お金の面でも、治療の負担としても、
一気にハードルが上がる気がして怖かったのも正直な気持ちです。
人工授精1回目がダメだったときの気持ちは、こちらの記事で詳しく書いています。
➡人工授精1回目がダメだった日。期待しないつもりだった私の本音
夫と温度差を感じたことで考えたこと
人工授精1回目がダメだったとき、
意外にも夫のほうが落ち込んでいるように見えました。
精子の検査結果が
「すごく良好」というわけではなかったこともあり、
自分ごととして考え始めたのかもしれません。
いつもはお互い弱音をあまり吐かないタイプですが、
「それだけできてほしかったんだな」と感じました。
クリニックに通う頻度や、
情報を集める量、治療への理解度。
どうしても夫婦で差が出る部分はあります。
私は妊活の現実をたくさん見てきたので、
妊娠はやっぱり奇跡だと思っています。
でも、夫の期待も、とても自然な感情だと思えました。
「自分がどう納得できるか」だと思った理由
いろいろ調べたり考えたりして、
私が大事だと思ったのは、
「回数」よりも自分が納得できるかどうかでした。
「何回までやるべきか」と検索していたはずなのに、
気づいたら、自分の気持ちをどう扱えばいいのかを
ずっと考えていました。
妊活を始めた当初、
私は心の中でひとつのリミットを決めていました。
「だいたい1年くらい頑張ってダメだったら、諦めるのも視野に入れよう」
でも実際には、クリニックに通い始めて1年が過ぎました。
2人目妊活を始めてからだともう2年弱くらい。
甲状腺のことや子宮ポリープのことなど、
いろいろな問題が見つかり、治療を重ねてきました。
体調がやっと整ってきた今、
私の気持ちは「諦めたい」ではなく、
**「ここからなんじゃないか」**に変わっています。
当初決めていた期間より、かなり延びていますが…
今はまだやめたいとは思えません。
考える目安をざっくりと立ててみた
私は今年35歳になる年です。
35歳を過ぎると妊娠確率が下がると言われることもあり、
ひとつの目安として、そのあたりまでを考え直しました(笑)。
ただ、これは「焦るための数字」ではなく、
自分なりに区切りを考えるための目安として受け止めています。
もうひとつの目安は、
お医者さんから「次のステップを考えましょう」と言われたとき。
そのときに、体外受精に進むのか、
それとも違う選択をするのか。
夫婦でしっかり話し合うタイミングが来ると思っています。
夫の気持ちも大切にしたかった
そして、もうひとつ大切にしたいのが、夫の気持ちです。
妊活は女性だけが大変なわけではなく、
男性にとってもしんどいものだと思います。
お金のこと、メンタルのこと、
一緒に頑張ってくれているからこそ、
自分の気持ちだけで突っ走らず、
よく話し合いながらバランスを取りたいと思っています。
回数を考えるうえで、費用のことも無視できなかった
人工授精を何回まで続けるかを考えるとき、
私の場合は費用のことも現実的な判断材料でした。
私の通っているクリニックでは、
1周期あたりおよそ15,000円ほど。
仮に6周期続けると、
15,000円 × 6周期 = 約90,000円(※あくまで私の場合の目安です)
➡人工授精の費用、正直いくらかかる?1回目で私が払ったリアルな金額
この金額を見て、
「払えるかどうか」よりも
「このペースを続けられるかどうか」を考えるようになりました。
数字を追いすぎるより、
**「続けられるかどうか」**を大切にしたい。
4〜6回という目安にとらわれすぎず、
まずは医師の判断をベースにしながら、
そのときどきの自分の気持ちを大事にしていいと思うようになりました。
妊活は、
仕事や趣味のように「頑張れば成果が出る」ものではありません。
だからこそ、
進んでいく中で変わっていく気持ちを大切にしていい。
仕事をしながら通う大変さを感じる人もいれば、
時間や環境の制限で「これ以上は無理」と思う人もいる。
私は今たまたま働いていないからできている部分もありますし、
将来、夫婦の考え方が変わるタイミングが来るかもしれません。
でも今は、
「前向きに頑張ろう」と思えているこの気持ちを大切にして、
目の前のことに向き合うと決めています。
私が出した「今の時点での答え」
私なりに決めている「ひとつの区切り」
今のところ、
「人工授精は何回まで」とははっきり決めていません。
ただ、まったく何も考えていないわけではなくて、
- 医師から次のステップを勧められるまでは続ける
- 費用的に無理のない範囲(私の場合は1周期約15,000円)で考える
- 気持ちが前向きでいられなくなったら立ち止まる
この3つを、自分の中の区切りにしています。
回数で言うなら、
一般的に目安と言われる6回を
「一度考え直すタイミング」として意識しています。
自分の気持ちを大切にしつつ、
夫の気持ちも汲み取りながら進んでいきたい。
その都度、体と心と相談しながら決める。
「やめ時」を決めないことも、ひとつの選択だと思っています。
同じように悩んでいる人へ
人工授精は「何回まで」と決めきれなくても大丈夫
人工授精は、
何回まで続ければ正解、という治療ではありません。
私自身、今もはっきりと
「何回までやる」とは決めていません。
・医師から次のステップを勧められたとき
・気持ちや体力、生活とのバランスが崩れたとき
そのタイミングで、また考えればいいと思っています。
妊活は、頑張れば結果が出るものではなくて、
思いどおりにいかないことのほうが多い。
だからこそ、
数字や回数だけで自分を追い込まず、
その時々の気持ちを大事にしていいんだと思っています。
「人工授精は何回まで続けるべき?」
そう悩んでしまうのは、
真剣に妊活と向き合っている証拠。
もし今、
1回目がうまくいかなくて立ち止まっているなら、
「まだ決めきれなくていい」
その選択も、ちゃんとありです。
自分を守りながら、
続けられる形を選んでいけますように。


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