妊娠報告、出産報告を聞いたとき、
胸がぎゅっと苦しくなったことはありませんか?
「おめでとう」と言いながら、
心のどこかで素直に喜べない自分がいて、
そんな自分を責めてしまう。
妊活中、とくに人工授精に進んでからは、
妊娠報告や出産報告が以前よりも重く感じるようになりました。
・同じ時期に妊活していた人の妊娠・出産
・何気なく開いたSNSに流れてくる報告
・「実は妊娠してて…」という突然の一言
祝いたい気持ちはあるのに、
自分の心が追いつかない。
この記事では、
人工授精を続ける中で私が感じていた
妊娠報告、出産報告がつらい理由と、
心が限界にならないために意識していたことを
正直に書いています。
「喜べない私は冷たいのかな」
そう思っているあなたに、
それは弱さじゃないと伝えられたら嬉しいです。
妊活中・人工授精中に妊娠報告や出産報告がつらく感じる理由
妊娠・出産報告がつらいと感じるのは、
決して性格の問題ではありません。
妊活、とくに人工授精のように
通院・調整・結果待ちを何度も繰り返す治療をしていると、
心がとても繊細になります。
素直に喜べない自分を責めてしまう
「おめでたいことなのに」
「祝福できないなんて最低だ」
そんなふうに、
つらい気持ちよりも先に
自分を責める感情が出てきてしまうことがあります。
でも、喜べない=悪い人
ではありません。
それだけ今、
自分のことで精一杯な状態なんです。
人工授精を頑張っている時期だからこその複雑さ
人工授精の段階は、
それだけたくさん妊活に向き合い、
「今度こそ上手くいってほしい」と願ってきた時間があるということ。
・何度も通院する
・排卵のタイミングに生活を合わせる
・夫も採精のために協力する
・結果が出るか分からない中で期待と不安を抱える
この積み重ねがあるからこそ、
妊娠報告を聞いたとき、
自分の現実を突きつけられたように感じてしまうのだと思います。
人工授精中に妊娠・出産報告を聞いたときの正直な気持ち【体験談】
同じ治療より「同じ境遇」の人の妊娠・出産報告がつらかった
私の場合、
同じ不妊治療をしている人の妊娠報告よりも、
年齢や結婚時期が近い、同じ境遇の人の妊娠・出産報告のほうが、
ずっと心に刺さりました。
特に、20代後半〜30代前半。
この時期って、本当に妊娠報告が多いんですよね。
同じタイミングで結婚して、
同じような年齢で、
同じような生活をしているはずなのに。
「どうして、私だけここに取り残されてるんだろう」
そんな気持ちが、どうしても浮かんでしまいました。
友人グループの中で、自分だけ2人目ができないという現実
私の友人グループは、5〜6人ほど。
気づけばその中で、
2人目ができていないのは私だけになっていました。
会話の流れが「2人目の話」になったとき、
どこまで話していいのか、
どこで話題を切り上げればいいのか。
「最近どう?」と聞かれたときに、
正直に答えていいのか、
それとも曖昧に流したほうがいいのか。
みんな悪気はないし、
むしろすごく気を使ってくれている大好きな友人だからこそ、
その空気がつらい。
考えすぎて、
会う前から気持ちが疲れてしまうこともありました。
ママ友との距離が、少しずつ変わっていった
一人目が2〜3歳くらいの頃、
子育て広場や公園で仲良くなったママ友たち。
同じ月齢、同じような悩みを話して、
自然と距離が縮まっていきました。
でも、気づけばその人たちが
次々と2人目を妊娠していきました。
口では「おめでとう」と言っているのに、
心の中は追いついていない。
その場では笑顔でいても、
家に帰ってからどっと疲れが出ることもありました。
会話の内容も、
「上の子+お腹の赤ちゃん」の話が増えていく。
悪気がないのは分かっている。
でも、その輪の中で
どう振る舞えばいいのか分からなくなる瞬間が増えました。
「次、考えてますか?」
その一言を言われるのが怖くて、
先回りして話題を変えたり、
少し距離を取ってしまったこともあります。
人工授精の結果待ち、ダメだった直後に妊娠報告、出産報告は余計につらい
人工授精後の結果待ち期間は、
それだけでメンタルが不安定になります。
その時期に妊娠・出産報告を聞くと、
心が一気に揺さぶられました。
「次は私かもしれない」
そんな期待が一瞬浮かびます。
でも同時に、
「期待しすぎたらまた落ち込む」
とブレーキをかける。
この気持ちの行ったり来たりが、
とても消耗しました。
そしてダメだった直後。
▶ 人工授精1回目がダメだった日。期待しないつもりだった私の本音
でも書いていますが、何度経験しても落ち込みます。
とても心が揺れる時期、他人の妊娠・出産報告は、気にしたくなくても敏感になってしまいます。
妊娠報告がつらいのは、弱さじゃない
それだけ真剣に妊活と向き合っている証拠
妊娠報告がつらいのは、
あなたが本気で子どもを望み、
真剣に妊活と向き合っているからです。
どうでもよかったら、
ここまで心は揺れません。
比べてしまうのは自然な反応
「比べない方がいい」と分かっていても、
比べてしまうのが人間です。
比べてしまう自分を、
これ以上責めなくていいと思います。
妊娠・出産報告で心が限界にならないために私がしていたこと
付き合い方に無理をしない
もし報告が来て心がしんどいときは、「おめでとう」と軽く返信して
その後は無理に連絡を取らなくてもいいと思います。
集まりがあっても、気が進まなければ無理をして行かなくたっていい。
少し距離を置くのは、
逃げではなく自分を守る選択です。
SNSから一時的に離れる
SNSは、
妊娠報告が突然目に入ってきます。
私は、
結果待ちの時期や気持ちが落ちているときは
意識的にSNSから離れていました。
それだけでも、
心の消耗がかなり減りました。
自分の気持ちを「なかったこと」にしない
「つらい」
「しんどい」
そう感じた気持ちを、
無理に前向きに変えなくていい。
日記に書いたり、
信頼できる人に話したりして、
外に出すだけでも心は少し軽くなります。
治療中は先の見えない不安がありますよね。
不安な気持ちも当たり前。
無理になくそうとするよりは
病院で相談したり、体験談を読んでイメージを膨らませてみると
ちょっと気持ちも楽になります。
私の場合、人工授精を始めてから、
いちばん現実的に不安だったのは
「この先、いくらかかるんだろう?」ということでした。
同じ不安を持っている方は参考にしてみてください。
▶ 人工授精の費用、正直いくらかかる?1回目で私が払ったリアルな金額
妊活中、喜べない自分を責めなくていい
今は喜べなくても、あなたの価値は変わらない
妊娠・出産報告を素直に喜べなくても、
あなたの価値が下がることはありません。
あなたは、
今できることをちゃんとやっています。
妊活は、
体だけでなく心もすり減ります。
だからこそ、
心を守ることも妊活の一部。
無理に強くならなくていいし、
前向きじゃなくていい日があってもいい。
今は素直に喜べなくても、
それがずっと続くわけではありません。
心に余裕が戻ったとき、
ちゃんと人の幸せを受け取れる日も来ます。
今はただ、
自分の心が疲れているだけなんだと思います。
まとめ|妊娠報告、出産報告がつらいあなたへ
妊娠・出産報告がつらいと感じるのは、
それだけ本気で妊活をしている証拠です。
・つらいと感じるのは自然
・喜べなくても責めなくていい
・あなたは一人じゃない
もし今、
妊活や人工授精がしんどいと感じていたら、
▶ 人工授精がつらいと感じたときの気持ちの整え方|通院・採精・費用の不安との向き合い方
▶人工授精の結果待ちが一番つらい|期待と不安で揺れた毎周期の本音
も、そっと読んでみてください。
あなたのペースで、
あなたの心を大切にしながら、
進んでいけば大丈夫です。


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