妊活中に甲状腺機能低下症と診断された体験談|TSH5.2から治療して分かったこと

妊活初期の血液検査で甲状腺機能低下症と診断された話

2人目の妊活で不妊クリニックに通い始め、
最初の血液検査で言われたのが
「甲状腺の数値が少し高いですね」という言葉でした。

それまで自覚症状はほとんどなく、
正直、甲状腺と妊活がここまで関係しているとは知りませんでした。

この記事では、

  • 妊活初期の血液検査で甲状腺機能低下症が分かった経緯
  • TSHの数値と治療の流れ
  • 実際に専門医に通って感じたこと

を、私自身の体験としてまとめています。

妊活初期の血液検査で発覚した甲状腺機能低下症

妊活クリニックでの初診時、
基本的な血液検査を一通り受けました。

その中で指摘されたのが
甲状腺刺激ホルモン(TSH)の数値。

  • 妊活中の目標値:TSH 2.5以下
  • 私の検査結果:TSH 5.2

医師からは、

  • この数値のままだと妊娠の成立や継続に影響が出る可能性がある
  • まずは甲状腺の数値を整えることが優先

と説明を受けました。

甲状腺ならお腹じゃないし、そんなに気にしなくてもいいのかなと冷静に聞いていましたが、「妊娠に影響があるかもしれない」と聞いた瞬間、頭が真っ白になりました。

数値が下がらないと次の不妊検査に進めないと言われた日

さらに驚いたのが、
次の段階として予定していた卵管造影検査が受けられない
と言われたこと。

理由は、

  • 卵管造影検査は体への刺激が大きい
  • その影響でTSHの数値が
    一時的に上がる可能性がある

そのため、

甲状腺の数値が目標値になるまで
卵管造影検査はできません

とはっきり言われました。

妊活を前に進めたくて通い始めたのに、まずは「待つ」という選択をしなければならなかったことが、正直つらかったです。
「まずは立ち止まる必要があるんだ。」そう感じた瞬間でした。

妊活全体の流れについては、こちらの記事にまとめています。

👉 【体験談】2人目妊活でクリニック通院中|甲状腺・人工授精・子宮ポリープの記録

提携している甲状腺内科への紹介

クリニックの先生は、
提携している甲状腺内科医への紹介状を書いてくれました。

  • 甲状腺の数値が安定するまで専門の内科で治療を受ける
  • 数値が下がったら、また不妊治療に戻る

という流れです。

「妊活が止まってしまう」という不安もありましたが
遠回りでも、今は体を整えることが大事
そう言い聞かせて通院を始めました。

甲状腺内科での検査|橋本病の可能性も調べた

甲状腺内科では、改めて詳しい検査を受けました。

  • 血液検査(甲状腺抗体の有無)
  • 首のエコー検査

これは、
橋本病(慢性甲状腺炎)ではないかを調べるためでした。

結果を待つ間は少し緊張しましたが、
きちんと原因を調べてもらえることで
逆に安心感もありました。

薬への不安と、医師の一言で救われた気持ち

治療として処方されたのが
甲状腺ホルモンのお薬。

正直、
「妊活中に薬を飲んで大丈夫なの?」
という不安がありました。

でも先生から言われたのが、

足りないホルモンを補うだけ
サプリのようなものですよ

という言葉。

この一言で、
気持ちがすっと軽くなったのを覚えています。

TSHが目標値になるまでにかかった期間と薬の変化

妊活中の目標値である
TSH 2.5以下になるまで、
私の場合は約4か月かかりました。

最初に処方されたのは、
いちばん弱い量の薬
チラージンS 12.5μg。
チラージンSは、甲状腺ホルモンが不足している人に不足分を補うために使われる一般的なお薬です。

思ったより数値は下がらず、

約3か月後に
チラージンS 25μg に増量。

そこからようやく、
4か月ほどでTSHが2.5付近まで下がりました。

正直ここまで時間がかかると思っておらず、
先が見えない不安や
次のステップに進みたい焦りが強かった時期でもありました。

そんなときは「今は自分を整えていい時間。必要な時間。」と言い聞かせて、
自分にささやかなご褒美をあげまくって乗り越えていました。

卵管造影検査後に、まさかの数値上昇

数値が整ったことで、
次のステップとして卵管造影検査を受けることができました。

ただ、その後の血液検査で
TSHは 5.4前後まで再び上昇

医師からは、

  • 検査の影響かは断定できない
  • ただ、検査後に数値が動く人は少なくない

と言われました。

「やっと整ったと思ったのに…」
正直、かなり気持ちが落ち込みました。

数値が安定するまで、さらに7か月

その後も通院と血液検査を続け、

  • 薬の量を調整
  • 数値を見ながら少しずつ増量

という流れで治療が続きました。

最終的に、

  • チラージンS 50μg を服用
  • 現在のTSHは 1.2前後で安定

ここまで来るのに、
かなり時間がかかったと感じています。

薬が強くなっても、体感の変化はほとんどなし

薬の量が増えると、副作用が出るのでは?
と心配していました。

でも実際には、医師が確認しながら進めてくれているので

  • 動悸が出る
  • 体がだるくなる
  • 生活に支障が出る

といった体感の変化はほとんどありません

今は
「数値を安定させるために必要な量を飲んでいる」
という感覚です。

妊活中に甲状腺機能低下症と向き合って思ったこと

今振り返って思うのは、

  • 原因が分かったこと
  • 専門医と一緒に治療できたこと
  • 体を整える時間をもらえたこと

これは決して無駄ではなかった、ということです。

同じように診断された方へ

妊活中に甲状腺機能低下症と言われると、
不安になるのは自然なことだと思います。

でも、

  • きちんと治療すれば妊娠は目指せる
  • 一人じゃなく、医師と一緒に進める
  • 体を整えることも妊活の一部

そう考えられるようになってから、
前向きな気持ちで向き合えるようになりました。

実際、極度の冷え性も最近は少し改善しているように感じています!

まとめ

  • 妊活初期の血液検査で甲状腺機能低下症が見つかることはある
  • TSHの数値は妊活にとって重要
  • 数値を整えることで、次の治療に進める

この体験が、
同じ状況の誰かの安心につながれば嬉しいです。

次は、甲状腺の数値が整ってから進んだ
人工授精の体験について書いています。

👉 人工授精(AIH)を受けた体験談|実際の流れ・費用・正直な感想

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