人工授精1回目がダメだった日。期待しないつもりだった私の本音

人工受精(AIH)

この記事は、
タイミング法から人工授精に進もうか迷っている方や、
人工授精1回目がダメだったときの気持ちが知りたい方に向けて書いています。

私自身、人工授精の妊娠確率がそれほど高くないことは分かっていました。
「期待しすぎないようにしよう」
そう思って臨んだ1回目。

それでも、生理が来たときは、
頭で理解していた気持ちとは少し違っていました。

この記事では、
人工授精1回目がダメだったときの正直な感情や、
確率を知っていたからこそ感じた揺れ、
そして夫婦それぞれの受け止め方を、体験談としてまとめています。

人工授精1回目、だめだったときの正直な気持ち

人工授精1回目。
結果は、生理が来たことで分かりました。

出血が少ない最初のうちは、
「もしかして、まだ希望あるかな?」
なんて少しだけ期待してしまいます。

でも、だんだん生理が本格的になってくると、
お腹も痛くなるし、気持ちも一気に落ち込みました。

頭では分かっていても、
やっぱりリセットの初日はつらいですね。


「院内実績12%」と知っていたからこその心構え

病院では、院内実績で人工授精の妊娠確率は約12%、
タイミング法は8%くらいだと説明されていました。
※確率の数値は病院によって異なる場合があります。

「そこまで大きく変わらない」
そう分かっていたから、
最初から過度な期待はしないようにしようと思っていました。

それでも毎回、
「そもそも自分は妊娠できるんだろうか」
そんな不安は、どうしても頭をよぎります。

落ち込みすぎないように心がけてはいたけれど、
やっぱり初日は落ち込む。

だから私は、
「今日はリセットの日」
そう区切りをつけることにしました。

生理が来るか来ないかでそわそわしていた時間も、
正直かなり心が消耗していたので、
「ここで一度リセットしよう」と思うようにしました。

期待しないつもりでも、やっぱり期待していた理由

期待しないようにしていたつもりでも、
心のどこかでは、やっぱり期待していました。

理由のひとつは、
「人工授精は1回目がいちばん妊娠確率が高い」
という記事を、クリニックの医師が書いているのを見たからです。

だから感情としては、
「期待」というより、**「お願い」**に近かった気がします。

・人工授精で妊娠できるタイプなのかな
・もしかしたら、これが一番近道なのかな

そんなことを、どこかで考えていました。

でも今振り返ると、
期待しない=無感情ではなかったんですよね。

落ち込むのが怖くて、
あえて期待しないようにしていただけで、
諦めていたわけではありません。

自分の感情をなるべくフラットに保ちながら、
妊活を続けていくための、私なりの心構えでした。

期待しないようにしていたのは、諦めていたからじゃない。
落ち込みすぎずに妊活を続けるための、
自分なりの守り方だったんだと思います。

人工授精1回目で感じた、タイミング法との違い

正直に言うと、
治療内容自体は、タイミング法とそこまで大きく変わらないという印象を持ちました。

でも、精神的な負担はかなり軽くなりました。

特に大きかったのは、
「行為をしなきゃいけない」というプレッシャーから、
少し解放されたことです。

タイミング法のときは、
気が進まない日でも「やらなきゃ」という気持ちがあって、
それが積み重なって、だんだん苦しくなっていました。

人工授精に切り替えてからは、
その部分のストレスが減って、
気持ちが少し楽になったと感じています。

人工授精の流れや処置内容、費用については、
こちらの記事で詳しくまとめています。
▶︎ 人工授精(AIH)を受けた体験談|実際の流れ・費用・正直な感想
▶︎人工授精の費用、正直いくらかかる?1回目で私が払ったリアルな金額

「人工授精でもだめかも」と不安がよぎった瞬間

生理が来たとき、
一瞬ですが、こんな考えが頭をよぎりました。

「人工授精でもダメなら、もう厳しいのかも…」

今思えば、かなり極端な考えですが、
その瞬間はどうしても不安になります。

ただ、少し時間が経ってから、
「まだ1回目だったよね」
と、自分に言い聞かせました。

この気持ちは、
これから人工授精を受ける人が
一番共感する部分かもしれません。

夫の反応を見て感じたこと

結果を知ったとき、
夫は私よりも落ち込んでいるように見えました。

精子の検査結果が
「すごく良好」というわけではなかったこともあって、
できない理由を、初めて自分ごととして考え始めたのかもしれません。

あとから思ったのは、
夫は妊娠確率について実績数値を知らなかったのかも、ということです(笑)。

人工授精をすれば授かれる。
それくらいの期待を、自然に持っていたように見えました。

夫婦でも

・クリニックに通う頻度
・妊活について調べる量
・治療への理解度

こういう部分は、どうしても差が出ます。

私はこれまでに、

「人工授精も、タイミング法と大きく変わらない部分が多いこと」
「治療を頑張っていても、なかなか授かれない人がいること」

そういう現実を、少しずつ見聞きしてきました。

だからこそ、
妊娠ってやっぱり奇跡なんだな、と思っています。

一方で夫は、
治療=妊娠できる、というイメージが
私よりも強かったのかもしれません。

でもそれも、すごく自然な感情だと思いました。

自分の体を直接使うわけではない分、
数字や現実よりも
「うまくいってほしい」という気持ちが
まっすぐに膨らんでいたのかもしれません。

人工授精1回目がだめだったことで、
私だけじゃなく、夫もまた
現実と向き合うタイミングだったのかな、と今は思っています。

人工授精1回目を終えて、今思うこと

人工授精1回目は、残念ながら結果にはつながりませんでした。

でも、何も残らなかったわけではありません。

実際にやってみて、
「人工授精って、こんな感じなんだ」
と自分の中でイメージがはっきりしました。

治療内容自体は、
タイミング法と大きく変わらない部分も多い。

それでも、
・行為へのプレッシャーが減ったこと
・精神的な負担が軽くなったこと

この変化は、私にとってとても大きかったです。

また、
やってみたからこそ分かったこともありました。

精子の状態を含めて、
「現実を知る」という意味でも、
人工授精に進んだことは無駄ではありませんでした。
目を背けずに進めたことは、
ひとつのステップだったと思っています。

人工授精は、
やってみないと分からない治療だったし、
やってみたからこそ、
気持ちが少し整理された部分もあります。

結果は出なかったけれど、
確率や可能性が、
ほんの少しでも高いところで挑戦できている。

そう思えるだけでも、前よりは前向きに、
次の一歩を考えられるようになりました。

これから人工授精を考えている人へ

期待したい気持ちは、あっていいと思います。
それは弱さでも、甘えでもありません。

もしダメだったとしても、
希望をゼロにする必要はないし、
人工授精は「後戻りできない治療」ではないと思います。

合わなければ、
またタイミング法に戻すこともできます。

人工授精は、
妊活の中のひとつの選択肢

私自身、1回目は結果につながりませんでしたが、
やってみたからこそ分かったこと、
気持ちが楽になった部分は確かにありました。

妊活全体の流れや、これまでの経過については、
こちらの記事にまとめています。
▶︎【体験談】2人目妊活でクリニック通院中|甲状腺・人工授精・子宮ポリープの記録

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